マイナンバーカードは、スマホで撮影した写真でも申請可能です。ですが、どんな写真を使ってもいいというわけではなく、しっかりと申請が受理される写真を使う必要があります。そこでこの記事では、マイナンバーカードの証明写真に求められる基準や撮影方法、マイナンバーカード写真の撮影におすすめの加工アプリなどを紹介します。
マイナンバーカードは、証明写真機や写真館ではなくスマホで撮影した証明写真でも申請可能です。スマホ撮影でも基準を満たしていれば問題ありません。
以下では、マイナンバーカードの写真を選ぶときの注意点や、申請する顔写真の加工など、顔写真を申請するときに気を付けることを詳しく解説しています。以下で紹介することを守ることで、スマホで撮影した写真も申請が通りやすくなりますよ。
顔写真は、直近6ヵ月以内に撮影されたもので、正面かつ帽子をかぶらず、無背景で撮影したものを使います。カラーではなく白黒の写真でもOKです。
オンライン申請のサイズは、「ファイルサイズ:20KB~7MB」「ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル」と決められています。また、「ファイル形式:jpeg」、「カラーモード:RGBカラー(CMYKカラー等は不可)」という規定もあるので注意してください。
マイナンバーカードの写真は加工しても問題ありません。ただし、見た目が変わってしまうような目や鼻といった顔のパーツ、輪郭などの補正は避け、肌補正などの軽微な加工にとどめましょう。
ここでは顔写真を申請するときに気を付けることを紹介しましたので、次からは申請が通らないNGケースをより具体的に紹介していきます!
上の画像では、マイナンバーカード写真の申請が通りません。この写真がNGの理由は何だと思いますか?正解は以下のNGケースを読めばわかります!
マイナンバーカードの写真の背景は、無地という指定があります。
加工アプリを使えば、背景に家具や街並みが写ってしまっていても背景透過機能とアプリ内の背景画像を使うことで無地にすることができます。
前髪が長すぎて目元が見えなかったり、顔の輪郭が隠れてしまったりするのもNG。また、頭や顔の輪郭が隠れてしまうような装飾品や帽子は着用しないようにしましょう。
▲出典:マイナンバーカード総合サイト
幅の広いヘアバンドや、上の画像のように髪のボリュームが出て顔の面積が小さくなってしまうような盛り髪なども避けてください。
眼鏡をかけたままの撮影はOKですが、照明が眼鏡に反射している写真は使えません。さらにフレームが大きく、目や顔を覆う面積が大きい眼鏡(いわゆるアラレちゃん眼鏡)をかけている場合は、受理されない可能性があるので注意してください。
▲出典:マイナンバーカード総合サイト
また上の画像のように、フレームが小さくても目にかかってしまっている場合はNGです。
ピンボケや影、フラッシュなどによって人物を特定しにくい写真はNG。スマホで自撮りする場合は、手ブレを抑えるために、セルフタイマーを活用しましょう。
マイナンバーカード写真の撮影におすすめのカメラアプリを、「ナチュラルにきれいに撮れるかどうか」「背景透過機能の精度」「背景画像の色の豊富さ」の項目で評価しました。
また、アプリをおすすめしたい人についても紹介しているので、ぜひアプリを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
<評価軸>
・ナチュラルにきれいに撮れるかどうか:加工した感がなくきれいに撮れると高評価、加工した感があると低評価としました
・背景透過機能の精度:背景だけをきれいに透過できると高評価、被写体の一部が背景と一緒に消えてしまうと低評価としました
・背景画像の色の豊富さ:マイナンバーカード写真の背景に使える背景画像が豊富だと高評価、少ないと低評価としました
どの評価軸も高評価なので合計点数は60点満点中60点。類似アプリの中で一番高い点数になりました!
←Before After→
左が純正のカメラアプリを使って撮影し、右が『BeautyPlus』を使って撮影。
純正のカメラアプリよりも肌が滑らかになり、きれいに見えます。
←Before After→
被写体だけを残し、背景をきれいに透過することができます。髪の毛と髪の毛の間も透過されており、細かい部分も被写体を消すことなくしっかり透過できるのがうれしいポイントです。
背景画像に使えるシンプルな画像は全部で28種類。よくある薄い水色やグレーだけでなく、薄いピンクやベージュ、マーブル系のかっこいい感じなどさまざまです。
背景画像が豊富なので、色で個性を出したい。他の人と被らないおしゃれなマイナンバーカードを作成したいという人におすすめです。
さっそく『BeautyPlus』でマイナンバーカードの写真を作ってみる
合計点数は60点満点中42点と若干低め。肌補正機能がなく、純正のカメラアプリで撮ったときとあまり変わらないのが気になりました。
←Before After→
『パシャット』は明るさやコントラストの調整はできますが、肌補正がないので、純正のカメラアプリで撮ったときとあまり変わりません。
また、純正のカメラアプリに比べると部分的に明るくなってしまう傾向があり、肌が白飛びしやすいので注意してください。
←Before After→
被写体を残し、背景だけをきれいに透過することができます。ですが、髪の毛のハネやちょっとした束などは消されてしまうため、若干切り抜いた感があります。
背景画像に使えるシンプルな画像は全部で27種類。水色やグレーだけでなく、濃いピンクや紫などもあり、派手な単色カラーが多いです。
証明写真を撮るときは連続で3回撮影するのが特徴。証明写真機のような感覚でサクッと撮りたい人におすすめです。
全体的に評価が低いため、合計点数も60点満点中28点という結果になりました。美肌補正機能はありますが、写真が全体的にぼんやりとした仕上がりになってしまうのが気になりました。
←Before After→
美肌補正機能が搭載されているので、肌をきれいにすることはできますが効果を強くしすぎると写真全体がぼんやりとした印象になってしまいます。そのため、目立つ目の下のクマや肌荒れなどはカバーできないのが気になりました。
←Before After→
被写体を残し、背景だけをきれいに透過することができますが、髪の毛のハネや束になっている部分は消されてしまうため、切り抜いた感が出てしまうのが気になりました。
背景画像に使えるシンプルな画像は青・オフホワイト・白の全部で3種類。他のアプリに比べるとかなり少ないです。
機能が少なく、シンプルなデザインで使いやすいのが特徴。美肌補正機能が搭載されているので、簡単操作で肌をきれいにしてみたいという人におすすめです。
他にもパスポートや学生証、履歴書などの証明写真に使える写真について詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください!自撮りできれいな「証明写真」を撮影するアプリとコツ:就活やアルバイトの履歴書向け
ここでは『BeautyPlus』を使った、証明写真の撮影方法を解説していきます。
以下の手順を参考に撮影してみてくださいね。
①アプリを立ち上げて、「証明写真」をタップする
②始めるをタップし、「マイナンバーカード」を選択する
➂「確定」をタップして撮影する
④位置を調整して「次へ」を選択する
⑤ 「編集」で肌補正や背景を選択する
⑥ 「次へ」をタップして完成
さっそく『BeautyPlus』を使ってマイナンバーカードの証明写真を作ってみる
こちらの記事もおすすめ:「おしゃれな写真加工ができるおすすめアプリやおしゃれな写真を作成する方法」
2024年12月2日以降、マイナ保険証が従来の健康保険証に代わり、この日を境に健康保険証は新規発行されなくなります。そのため、今後はマイナンバーカードを健康保険証として使用する必要があります。
ここでは、マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法を紹介していきます。
詳しい手順を知りたい人は、厚生労働省の「マイナンバーカードの健康保険証利用方法」を確認してみてください。
ステップ1:マイナンバーカードを作成・申請する
ステップ2:マイナンバーカードの健康保険証利用を申請・登録する
ステップ3:医療機関・薬局でマイナンバーカードを用いて受付をする
以上がマイナンバーカードを健康保険証として利用する手順です。
また移行後も、お持ちの健康保険証は有効期限の間、最長1年間は使用可能です。
この記事では、マイナンバーカードの証明写真に使う写真の撮影方法やマイナンバー写真の撮影におすすめのカメラアプリなどを紹介してきました。
スマホアプリなら証明写真機とは違い、何度でも気に入るまで撮り直しが可能。そして証明写真機や写真館まで撮りに行くという手間が省けます。
また、この記事で紹介した『BeautyPlus』には「証明写真」モードが搭載されています。マイナンバーカードのサイズを選択し、手順に沿って撮影するだけなのでとても簡単!
きれいな証明写真をスマホで手軽に撮影したいという人は、ぜひ使用してみてくださいね。
マイナンバーカードの証明写真が作れる『BeautyPlus』は以下のボタンからダウンロード